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お役立ちコラム

長引く咳…マイコプラズマ肺炎かもしれません

マイコプラズマ肺炎ってどんな病気?

「マイコプラズマ・ニューモニエ」という細菌によりおこる病気です。
主に子供から若年層に多く見られます。
過去には、4年周期で夏季に流行することがあり、「オリンピック肺炎」とも呼ばれていました。

どんな症状が出るの?

潜伏期間は通常2~3週間です。
初期症状としては、発熱、全身倦怠感、頭痛などが見られます。
咳の症状は発症後3~5日で始まり、「乾いた咳」から徐々に強い咳へと変わっていき、熱が下がった後も3~4週間続くことが特徴です。
小さなお子様の場合、後期に痰が絡む湿性の咳や鼻炎症状が見られることがあります。

重症化すると「39℃以上の高熱が続く」「息苦しさ」「咳がひどくて眠れない」「ぜーぜーといった喘鳴が聞こえる」などの症状が現れ、場合によっては肺炎に進行することもあります。

検査方法

※周囲の流行や症状から感染を疑うことになりますので、病院を受診した際は、周りにマイコプラズマ肺炎や疑われる症状の方がいたかを医師に伝えて下さい。

【レントゲン】
肺炎症状のある場合は、レントゲンで胸部を撮影すると「すりガラス陰影」と呼ばれる像が見られることがあります。
【血液検査】
採血を行い、血中のマイコプラズマ抗体の数を調べたり、タンパク質(CRP)や白血球の量を調べます。
【迅速検査キット】
マイコプラズマ抗原迅速検査キットを用いて、咽頭ぬぐい液から15分程度で抗原を検出することができます。
ただ、抗原が検出できるのは発症後3〜4週間程度と限定されているため医師の判断に任せられます。

感染経路

「飛沫感染」が主な感染経路です。
咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込んだり、目や鼻などの粘膜に付着することで感染が広がります。

主な治療法

治療法は抗菌薬による治療が基本です。
軽症の場合は抗菌薬なしで経過をみる場合もあります。

予防方法

飛まつ感染と接触感染が主な感染経路です。
石けん・流水による手洗いや、周りに広げないよう、咳やくしゃみをするときには、口と鼻を覆う、咳があるときはマスクをするなどが大切です。